経営理念



男鹿の風土を醸す

私たち「稲とアガベ」が目指すお酒造りは、男鹿の風土をそのまま瓶に詰め込んだようなお酒造りです。
これを実現するために、地域の方々との交流を通じて、男鹿という土地を理解することに努めます。
また、お酒造りだけにとどまらず、多くの方々がワクワクする様な事業を創出し続けることで、
男鹿の風土が醸され、人々の交流が促進し、この地域が未来に向けて豊かになっていくことを目指しております。


三つの指針

稲とアガベは、男鹿を世界中の人々が訪れる酒の聖地として活性化する未来を実現すべく、三つの事業構想を掲げています。

①日本酒特区の新規創出:現在の日本では、日本酒を造るための免許の新規発行が原則認められず、酒造りに情熱を持つ人が業界へ新規参入することができません。法律を変え、参入規制の壁を壊すことで、若い醸造家が活躍する未来をつくります。

②男鹿酒シティ構想:男鹿を、実験的に清酒製造免許の新規申請を可能にする「日本酒特区」とすることで、独立を目指すさまざまな醸造家が集まる「日本酒シティ構想」を推進しています。日本酒への情熱を持つ若い醸造家たちに、酒造りや経営のノウハウを共有するほか、耕作放棄地の問題にも着手し、男鹿が誇る景観のひとつである棚田の維持・発展に貢献します。

③地域の未来を担う人材の創出:稲とアガベが雇用するのは、才能のある人材だけではありません。誰にでも平等にチャレンジして成長する機会を提供することで、地元で生まれ育ったごく普通の青年が、その後独立して男鹿の未来を築いていく。そうした人材を多く輩出できる企業を目指します。